~とんぼ玉~ Ancient & Antique Glass Beads

古代から近代のアンティークのとんぼ玉をご紹介します

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古代西アジア

メソポタミア地方におけるガラスの歴史は紀元前二千数百年の昔までさかのぼります。
ガラス製の玉の制作は、メソポタミアでは紀元前16世紀頃から、エジプトでは紀元前15世紀頃から行われるようになりました。
紀元前7世紀頃からとんぼ玉制作が盛んになり、紀元前2世紀頃にかけて(特に紀元前6~4世紀)、メソポタミアやシリア地方の海岸都市で多くのとんぼ玉が作られました。古代西アジアの玉には、主に同心円文のとんぼ玉と、七星文の玉の2種があります。
地中海域や、西アジアと強い文化交流のあったコーカサス(カフカス)・南ロシア一帯から、当時のとんぼ玉が大量に出土しています。

重層貼眼玉 西アジア Wound glass with stratified eyes 重層貼眼玉 西アジア   

6th-4th century BC
Wound glass with stratified eyes

Hight: 1.4cm Diameter: 1.2cm

3個×2段 計6個の重層貼眼が施されている



モザイク嵌眼玉 ササン朝ペルシア Sassanian Dynasty, Wound glass with mosaic glass insetモザイク嵌眼玉 ササン朝ペルシア Sassanian Dynasty, Wound glass with mosaic glass inset モザイク嵌眼玉 ササン朝ペルシア     

Sassanian Dynasty, ca. 5th century AD
Wound glass with mosaic glass inset

Hight: 1.1cm Diameter: 0.85cm

水色の胎に6個のモザイク眼がランダムに貼り付けられている。
ササン朝ペルシア(AD226-651)の玉。

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