Home > とんぼ玉ギャラリー 中世:中北部ヨーロッパ、ヴァイキング交易玉
東欧、北欧からは、ヴァイキングの交易に使われたとされるとんぼ玉が多く出土しています。ヴァイキング玉、ヴァイキング交易玉と呼ばれます。
これらの玉の生産地は、主にイスラム世界(アッバース朝や後ウマイヤ朝)で、その他、ビザンチン、西欧、インド、スカンジナヴィアと考えられています。古代のとんぼ玉を原型とする様式の玉が多く、交易品として、北方の毛皮や琥珀、時には奴隷と交換されました。
● 巻文玉(ディスク型) ヴァイキング交易玉
Viking, 7th-8th century AD Hight: 0.8cm Diameter: 2.2cm 珍しいディスク型。意匠としては有名ですが、数の少ない玉です。 |
● モザイク嵌眼玉(管型) ヴァイキング交易玉 Viking, 9th-10th century AD Length: 1.55cm Diameter: 0.9cm 稀少な管玉。 |
● モザイク嵌眼玉 ヴァイキング交易玉 8-10世紀 Viking period Viking, 8th-10th century AD Hight: 2.5cm Diameter: 3.2cm |
● モザイク嵌眼玉(紡錘形) ヴァイキング交易玉 Viking, 9th-10th century AD Length: 2cm 珍しい紡錘形。黒の胎にモザイクの多眼が施されています。どの角度からも「眼」が見えるよう配置されています。 |
● モザイク嵌眼玉 ヴァイキング交易玉 Viking, 8th-10th century AD Hight: 1.2cm Diameter: 1.4cm イスラム圏で作られ、東・北欧に運ばれたと考えられます。 |